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エアコン取付副業の繁忙期はいつ?3月〜9月の案件量と稼ぎ方を解説

エアコン取付副業の繁忙期はいつ?3月〜9月の案件量と稼ぎ方を解説

エアコン取付副業の繁忙期は3月〜9月だ。この期間に集中して動けば、月20〜40万円の副収入も現実的に狙える。本記事では月別の案件量と、最大限に稼ぐ動き方を具体的に解説する。

繁忙期の全体像|3月〜9月に案件が集中する理由

エアコン工事の需要は気温に連動する。夏前の準備と夏本番の故障対応が重なり、案件数が一気に跳ね上がる。

一般社団法人 日本冷凍空調工業会のデータによると、家庭用エアコンの出荷台数は毎年5〜8月に年間ピークを迎える。出荷された翌月から取付工事の依頼が集中する構造だ。

月別・案件量の目安(副業1人あたり)

案件数の目安 特徴
1〜2月 月2〜5件 閑散期。単価交渉しやすい
3月 月8〜12件 繁忙期スタート。引越し案件が増加
4月 月10〜15件 新生活需要でさらに増加
5月 月15〜20件 夏前駆け込み。週末はほぼ埋まる
6月 月20〜30件 最繁忙期に突入
7月 月25〜35件 年間最高水準。断る案件も出る
8月 月20〜30件 故障交換・緊急対応が多い
9月 月10〜18件 需要は続くが徐々に落ち着く
10〜12月 月3〜7件 暖房準備需要で少し戻る

副業として週末だけ動く場合、7月のピーク時には土日だけで8〜10件こなすことも不可能ではない。

3月〜4月:引越しシーズンを取りこぼすな

引越し案件の特徴と単価

3月は引越し需要が爆発する。1物件で「取外し+取付」がセットになるため、1件あたりの単価が上がりやすい。

標準的な取付工事の単価は1台8,000〜15,000円程度だ。しかし引越しセット案件では、取外し4,000〜6,000円が上乗せされる。エアコン取付副業の単価相場2026年版でも解説しているが、隠蔽配管や高所作業が絡めば1台で25,000〜40,000円になるケースもある。

3〜4月に登録しておくべきプラットフォーム

繁忙期に入る前の2月中に登録を済ませておくことが重要だ。審査に2〜4週間かかるサービスもある。

  • くらしのマーケット(出店審査:約2週間)
  • ジモティー(即日〜3日で利用可能)
  • エアコンフロンティア(業者登録制・審査あり)
  • 地域の家電量販店との直接交渉

18年の経験から言うと、量販店との直接取引が最も単価が安定している。ただし初年度は信頼を積む期間と割り切ることが大切だ。

5月〜7月:年間収入の7割をここで稼ぐ

最繁忙期の収入シミュレーション

副業として週末2日間だけ稼働したケースで試算する。

条件 数値
1日あたりの施工件数 4〜5件
1件あたりの平均単価 12,000円
週末2日間の売上 約96,000〜120,000円
月4週間稼働した場合 約38〜48万円
材料費・交通費など経費 売上の15〜20%
手取りの目安 約30〜38万円

エアコン工事の副業で月にいくら稼げるかについては別記事で詳しく解説しているので、あわせて確認してほしい。

実際の現場で感じた「繁忙期の壁」

実際に私が現場で経験した話をする。7月の猛暑日に5件連続で工事をこなした日があった。最後の1件は夕方18時スタートの2階設置だった。気温35度を超えた屋外での作業は、体力の消耗が通常の2倍以上に感じた。

繁忙期は案件を詰め込みすぎると、施工ミスにつながるリスクがある。1日4件を上限の目安にすることを強くすすめる。体力管理の具体的な方法はエアコン工事の副業はきつい?体力の消耗と体を守るための工夫でまとめているので参考にしてほしい。

繁忙期に単価を上げる3つの方法

1. 緊急対応料金を設定する
当日・翌日対応には通常単価の1.3〜1.5倍を請求できる。繁忙期の7〜8月は需要が供給を上回るため、受け入れてもらいやすい。

2. まとめ割の逆用をする
「同日2台目は5%引き」という案件は避ける。繁忙期は1件ずつ定価で受けることが最大利益につながる。

3. 困難工事の対応力を上げる
隠蔽配管や3階以上の高所作業ができると、他の業者が断った案件を拾える。1件あたりの単価が25,000〜50,000円になる案件も出てくる。

8月〜9月:故障交換需要を拾う戦略

8月は故障対応案件が急増する

8月になると「急に冷えなくなった」「水漏れが止まらない」という緊急案件が増える。これが単価の高い仕事だ。

故障した古いエアコンの取外し+新規取付のセット案件は、1台で35,000〜55,000円になることがある。量販店経由よりも、個人客から直接受ける案件の方が単価設定の自由度が高い。

9月はレビューを集める月と割り切る

9月は案件数が落ち着く。ここでやるべきことは2つある。

  • 施工したお客様へのレビュー依頼(翌年の繁忙期に直結)
  • 確定申告の準備を始める(領収書の整理・経費の仕分け)

クチコミ評価が高い業者は、翌年の繁忙期に指名案件が増える。エアコン工事副業のクチコミ・評判を上げる方法は必ず目を通しておいてほしい。

閑散期(10月〜2月)の過ごし方

閑散期にやるべき3つの準備

1. 資格の取得・更新
第二種電気工事士は繁忙期に備えて閑散期に取得する人が多い。試験は年2回実施されており、電気技術者試験センター(公式)から日程を確認できる。資格についてはエアコン取付の副業に必要な資格で詳しく解説している。

2. 工具の整備・買い替え
真空ポンプのオイル交換、トルクレンチの精度確認、電動ドリルのバッテリー交換。これを繁忙期前に終わらせておく。工具の不具合は施工ミスに直結する。

3. 確定申告の完了
副業収入が年間20万円を超えた場合、確定申告が必要になる。繁忙期で稼いだ分の申告は翌年2〜3月が期限だ。エアコン工事副業の確定申告の手順を参考に、早めに準備を進めてほしい。

閑散期でも稼ぐルートを持つ

暖房需要のある11〜12月は、エアコンの暖房動作確認・ガス補充案件が一定数ある。完全に仕事がゼロになるわけではない。

また、工場・倉庫などの業務用エアコンは季節を問わず需要がある。業務用に対応できるようになると、年間の収入が安定する。

繁忙期に稼ぐための事前準備チェックリスト

時期 やること 期限の目安
1月 プラットフォーム登録・審査開始 遅くとも1月末まで
2月 工具の点検・消耗品補充 2月中旬まで
2月 量販店・工務店への営業 2月末まで
3月 スケジュール管理ツール導入 3月上旬
4月 単価表の最終確認・改定 4月上旬

副業を始めたばかりの方は、エアコン取付の副業を始める方法を先に読んでから準備を進めるとスムーズだ。

繁忙期の注意点|稼ぎすぎると起きる問題

施工品質の低下リスク

繁忙期に案件を詰め込みすぎると、配管の締め付け不足や真空引き時間の短縮が起きやすい。ガス漏れや水漏れのクレームが夏明けに集中するのは、この時期の雑な施工が原因だ。

18年の経験から言うと、繁忙期のクレームは1件で3〜5万円のロスになる。稼いでも修理費で消えてしまう悲劇を防ぐには、1日の上限件数を守ることが最重要だ。

副業収入と本業の関係に注意

繁忙期に月30万円以上稼いだ場合、年間の副業収入が130〜180万円規模になりうる。この場合、住民税の金額から副業が会社にばれるリスクがある。確定申告時に「住民税は自分で納付」を選択することを忘れないようにしたい。

よくある質問(FAQ)

Q. エアコン取付副業の繁忙期はいつからいつまでですか?

A. 3月から9月が繁忙期の目安です。特に6〜7月が年間最高水準で、副業1人あたり月25〜35件の案件が見込めます。引越し需要の3〜4月、夏前の駆け込み需要の5〜6月、故障対応が多い8月という3つのピークがあります。

Q. 繁忙期に副業で月いくら稼げますか?

A. 週末2日間だけ稼働した場合、7月のピーク時に月30〜38万円(手取り)を稼ぐことが現実的です。1件あたりの平均単価を12,000円、1日4〜5件施工した場合の試算です。困難工事や緊急対応を組み合わせるとさらに上乗せできます。

Q. 繁忙期前にどんな準備が必要ですか?

A. 遅くとも1月中にプラットフォームへの登録を始めることが最重要です。審査に2〜4週間かかるサービスが多く、2月末には登録完了しておく必要があります。また、真空ポンプのオイル交換や工具の点検は2月中旬までに終わらせておきましょう。

Q. 閑散期(10月〜2月)は全く仕事がありませんか?

A. 完全にゼロにはなりません。暖房需要がある11〜12月には月3〜7件程度の案件があります。また、業務用エアコンや工場・倉庫への設置案件は季節を問わず一定数あるため、業務用にも対応できるようになると年間収入が安定します。

Q. 繁忙期に案件を詰め込むと何か問題がありますか?

A. 施工品質の低下リスクがあります。1日5件以上こなすと、真空引き時間の短縮や配管締め付け不足が起きやすくなります。夏明けに発生したクレーム対応は1件で3〜5万円のロスになるため、1日4件を上限の目安にすることを推奨します。

✍️ 著者プロフィール

電気工事士歴18年。大阪を中心に年間200件以上の電気工事を担当。第一種電気工事士・認定電気工事従事者の資格保有。現場で得た実体験をもとに、電気工事に関する情報を発信しています。

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