エアコン工事

【2026年版】エアコン工事に必要な2つの資格|電気工事士18年が解説



エアコン工事に必要な資格は?冷媒フロン類取扱技術者と電気工事士の関係

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エアコン工事に必要な資格は「第二種電気工事士」と「冷媒フロン類取扱技術者」の2つが基本です。この2資格を持つだけで、副業エアコン工事師として年間100〜200万円の追加収入を狙えます。

エアコン工事は「資格がないとどこまでできるのか」が曖昧に思われがちです。
でも実際はシンプルです。
配線作業は電気工事士が必要。
冷媒ガスを扱うにはフロン資格が必要。
この2点を押さえれば、全工程を1人でこなせます。

2026年現在、エアコン取付の需要は急増中です。
夏前の繁忙期(4〜7月)には、1日3〜5件こなす職人が月収80万円を超える例も珍しくありません。
まず「どの資格が何に必要か」を正確に理解することが、最短収入化への第一歩です。

エアコン工事で必要な資格は全部で3種類

エアコン工事の資格は大きく3つに分かれます。
それぞれ「何ができるか」が明確に決まっています。

資格名 できる作業 取得難易度
第二種電気工事士 配線・コンセント設置・室内機接続 ★★☆(合格率60〜65%)
第一種フロン類充填回収業者登録(冷媒フロン類取扱技術者) 冷媒ガスの充填・回収 ★★☆(2日間講習+試験)
高圧ガス販売主任者(第二種) 業務用エアコンのガス販売 ★★★(独学3〜4ヶ月)

家庭用エアコン(ルームエアコン)の取付副業なら、
「第二種電気工事士」だけで始められます。
冷媒の充填が発生しなければ、フロン資格は必須ではありません。

ただし、追加充填や冷媒回収が求められる案件も多いです。
2つ目の資格「冷媒フロン類取扱技術者」まで取ることで、
受注できる案件数が約1.5〜2倍に増えます。

第二種電気工事士:エアコン工事の基本資格

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なぜ電気工事士が必要なのか

エアコン取付の「電源工事」は電気工事士法で規制されています。
具体的には次の作業が「電気工事」に該当します。

  • エアコン専用コンセントの新設
  • ブレーカーへの回路増設
  • 室内機・室外機への電源ケーブル接続
  • 配線の延長・修繕

無資格でこれらを行うと、電気工事士法違反(3万円以下の罰金)になります。
副業で稼ぐつもりが、罰金で赤字になるリスクもあります。

第二種電気工事士の試験概要(2026年版)

試験スケジュール(2026年)

  • 上期筆記試験:2026年5月31日(日)
  • 上期技能試験:2026年7月19日(土)・20日(日)
  • 下期筆記試験:2026年10月25日(日)
  • 下期技能試験:2026年12月5日(土)・6日(日)

受験料は9,300円(2026年現在)。
筆記試験の合格率は例年60〜65%です。
技能試験まで含めた最終合格率は約50〜55%。

独学の場合、勉強期間の目安は筆記2〜3ヶ月、技能1ヶ月です。
テキスト代+工具セットで合計2〜3万円あれば準備できます。

無資格でも「できる作業」は存在する

電源コンセントが既設の場合、接続作業は「軽微な工事」扱いになります。
つまり既存コンセントへの差し込みだけなら無資格でも可能です。

しかし現場では、既設コンセントの不具合や容量不足が頻繁に発生します。
電気工事士を持っていない場合、その場で対応できず追加工事を別業者に依頼することになります。
これが収入機会の損失につながります。

冷媒フロン類取扱技術者:もう一段上の収入を狙う資格

フロン資格がないと何ができないのか

2015年施行の「フロン排出抑制法」により、
冷媒(R32・R410Aなど)の充填・回収には資格が必要です。

資格なしでガスを充填した場合、
50万円以下の罰金が科される可能性があります(法人は100万円以下)。
副業レベルでも例外はありません。

具体的に「フロン資格がないと断らざるを得ない案件」は以下のとおりです。

  • 冷媒不足による追加充填が必要なエアコン修理
  • 移設工事(既設機の冷媒回収が必要)
  • 取り外し処分のみの案件(回収義務あり)
  • 業務用エアコンの定期メンテナンス

冷媒フロン類取扱技術者の取得方法

2種類の資格と特徴

資格名 対象機器 講習日数 費用(目安)
第一種冷媒フロン類取扱技術者 業務用全般 2日間 約25,000〜30,000円
第二種冷媒フロン類取扱技術者 家庭用・小型業務用 1日間 約13,000〜16,000円

副業エアコン工事師ならまず第二種から取得するのが効率的です。
1日講習+修了試験で取得できます。
合格率は約85〜90%と高めです。

主催団体は「一般財団法人 日本冷媒・環境保全機構(JRECO)」と
「一般社団法人 日本冷凍空調工業会(JRAIA)」の2系統があります。
全国主要都市で年複数回開催されています。

2資格を取る順番と副業収入のロードマップ

推奨の取得順序

【最短6ヶ月で副業スタート可能なルート】

  1. STEP1(1〜3ヶ月目):第二種電気工事士の筆記試験を独学で対策
  2. STEP2(4〜5ヶ月目):技能試験を練習キット(約1.2〜1.5万円)で対策
  3. STEP3(5〜6ヶ月目):合格後に免状申請(都道府県への申請、手数料5,300円)
  4. STEP4(6ヶ月目):第二種冷媒フロン類取扱技術者の1日講習を受講
  5. STEP5(6ヶ月目〜):クラウドワークスや地元エアコン業者に登録して副業開始

資格取得後の収入シミュレーション

2026年の相場では、エアコン取付1台あたりの工賃は以下のとおりです。

作業内容 1台あたり工賃
標準取付(2〜3時間) 8,000〜15,000円
移設工事(冷媒回収あり) 20,000〜35,000円
専用回路増設込み取付 30,000〜50,000円
業務用エアコン取付 50,000〜120,000円

繁忙期の4〜7月に週末2日稼働した場合、
1日3件×2日×4週=月24件。
1件平均1.5万円とすると、月収36万円が試算できます。

資格取得コスト(合計3〜5万円)は、
2〜3件の工事で回収できる計算です。

よくある疑問:無資格でどこまでできるのか

Q1. 家電量販店の下請けは資格なしでOK?

答えはノーです。
量販店の下請け(協力業者登録)には、
第二種電気工事士の保有が必須条件になっています。
ほぼすべての大手(ヨドバシ・ビックカメラ系・ヤマダ電機系)が確認しています。

Q2. 自分の家のエアコンなら無資格でいい?

自宅の「電力会社からの引込線〜分電盤まで」は自分でも不可です。
ただし分電盤以降の100V・200V配線は、
電気工事士が必要です。
自分の家でも例外はありません。

Q3. エアコン工事の副業に法人登記は必要?

個人事業主(開業届のみ)で十分です。
ただし年間売上が1,000万円を超えると消費税課税事業者になります。
副業スタート時は開業届+青色申告承認申請書の2枚を税務署に提出するだけで始められます。

まとめ:2資格で副業エアコン工事師になる最短ルート

2026年版 エアコン工事 必要資格まとめ

  • 家庭用エアコン取付のみ → 第二種電気工事士だけでOK
  • 冷媒充填・回収を含む工事 → 第二種冷媒フロン類取扱技術者が追加で必要
  • 業務用エアコン全般 → 第一種冷媒フロン類取扱技術者が必要
  • 資格取得コスト合計 → 3〜5万円(独学ルート)
  • 取得期間の目安 → 最短6ヶ月で副業スタート可能
  • 繁忙期の月収ポテンシャル → 30〜80万円

エアコン工事は参入障壁が低く、需要は年々増加しています。
2026年の猛暑予測もあり、取付需要は6〜7月にピークを迎えます。
今すぐ第二種電気工事士の勉強を始めることが、
来夏の収入を変える最大の一手です。


❓ よくある質問

Q: 第二種電気工事士の資格取得にはどのくらい時間がかかりますか?
A: 通常3〜6ヶ月です。筆記試験と技能試験の両方に合格が必要。独学なら6ヶ月、スクール利用なら3〜4ヶ月が目安。
Q: 冷媒フロン類取扱技術者資格は難しいですか?
A: 難易度は低めです。講習受講後の修了試験で、ほぼ全員合格します。1日の講習で取得可能な資格もあります。
Q: この2つの資格だけでエアコン工事をすべて1人でできますか?
A: はい。配線作業(電気工事士)と冷媒ガス取扱(フロン資格)をカバーしているため、取付工事全体を独立して対応できます。
Q: 未経験からエアコン副業で100万円稼ぐには何年必要ですか?
A: 資格取得に3〜6ヶ月、実務経験6〜12ヶ月で月10万円程度。繁忙期(4〜7月)の案件増で1年目から達成可能な場合もあります。

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